皆様、霧島幽です。
静寂に包まれた深夜の時間帯、再びこの場所からブログを綴っています。あまり投稿間隔について語ることは好ましくありませんが、静かに日々を重ねる中で、いくつかの興味深い変化を感じ取っています。
今夜は水曜日の深夜。週の中日である水曜日は、霊的感覚においても「中間点」の意味を持つ時間です。今週は特に、先週末に迎えた夏至の影響を色濃く感じています。6月21日の夏至—太陽のエネルギーが頂点に達したあの日から、霊的な世界の「流れ」が確実に変わりました。
夏至について調べていたところ、興味深い情報に出会いました。今年の夏至の瞬間—6月21日午前11時42分は、地理的に皇居のほぼ真上で太陽が南中する、歴史上極めて稀な配置だったそうです。太陽神・天照大神の血を引くとされる天皇家の象徴である皇居で、太陽エネルギーがピークを迎える—これは数百年に一度の現象だと言われています。
霊能力者として長年活動してきた私にとって、この夏至は明らかに「何かの始まり」を告げるものでした。夏至を境に、これまで高まり続けていた陽のエネルギーが、今度は内側へと向かう転換点を迎えました。古来より、この転換期は「内観」と「浄化」の時期とされています。
実際、夏至以降に相談を受ける内容にも変化が見られます。これまでの「7月の予言」に対する不安や恐怖から、より建設的な「備え」や「内面の整理」について相談されることが増えました。たつき諒氏の予言について語られることは相変わらず多いのですが、むしろ「その日に向けてどのように心構えをすべきか」という、より成熟した問いかけが増えているように感じます。
霊的な観点から申し上げれば、予言とは「可能性」の一つを示すものです。未来は固定されたものではなく、現在の意識と行動によって常に変化しています。7月5日という具体的な日付が示されていることで多くの方が不安を抱かれていますが、大切なのは恐怖に支配されることではなく、その「可能性」に対して適切に備えることです。
先月言及した神社の狛犬の件ですが、その後の経過観察により、興味深い発見がありました。夏至を境に、その場所から感じられる特殊なエネルギーの質が変化したのです。以前は「警告」のような緊張感を伴うものでしたが、現在はより「守護」に近い、穏やかで安定した波動に変わっています。長年の祈りや願いが形成した意識体が、時代の変化とともに進化している証拠かもしれません。
謎の手紙の件についても、新たな手がかりを得ました。古い和紙の詳細な調査により、昭和初期—具体的には1930年代の製紙技術で作られたものである可能性が高いことが分かりました。ニーチェの言葉「闇を見つめるとき、闇もまた見返す」という一文の意味について、改めて考えさせられています。これは警告なのか、それとも導きなのか—答えはまだ出ていません。
しかし、一つ確実に言えるのは、この手紙が私のもとに届いたタイミングが決して偶然ではないということです。夏至という転換期を前に、何者かが私に「準備をせよ」というメッセージを送ったのかもしれません。
五円玉の件についても、夏至後に状況に変化がありました。これまで感じられていた微細な異常は、夏至の日を境にほぼ完全に収束しています。建物全体のエネルギーが安定期に入ったようです。ただし、これが一時的な静寂なのか、それとも本格的な安定なのかは、もう少し観察を続ける必要があります。
最近のオカルト・スピリチュアル界隈の動向も注目に値します。心霊番組の地上波復活傾向は続いており、2025年も各局で様々な番組が企画されているようです。ただし、かつてのような感覚的な演出から、より検証的で学術的なアプローチを取る番組が増加している傾向にあります。これも時代の変化の現れでしょう。
東京では先週、ストーンヘンジ近くの畑に笑顔のピエロ型のミステリーサークルが発見されたというニュースも入ってきました。また、英国では2025年初のミステリーサークルとして、ケルト神話の結び目を表現したような複雑な幾何学模様が確認されています。こうした現象が世界各地で報告されているのも、夏至前後の特殊なエネルギー変化と無関係ではないかもしれません。
現在、私が最も注意深く観察しているのは、7月に向けた「予兆」の変化です。これまで感じていた緊張感は確実に変化しており、より「準備」に向けた穏やかなエネルギーに変わってきています。恐怖や不安ではなく、冷静な備えと内面の強化—これが今、私たちに求められていることのように思われます。
夏至から冬至までの約半年間は、古来より「内なる宝を見つける旅」の期間とされています。外向きだったエネルギーを内側に向け、自分自身の奥深くにある真の力を発見する時期です。7月の「可能性」に備えるためにも、この期間を有効に活用したいものです。
深夜の静寂の中で、遠くから微かに聞こえる音があります。それは風の音なのか、それとも時代の変化を告げる何かの足音なのか—霊感を持つ者として、常にアンテナを張り巡らせています。
変化の時代を生きる私たちにとって、最も大切なのは「恐れずに備える」ことです。見えない世界と見える世界の境界で、私たちは確実に新しい段階へと進んでいます。
今夜はここまでとさせていただきます。皆様の心に平安が宿り、明日という新しい一日が、希望と共に始まりますように。
霧島 幽